一枚の写真で決まるキャリア。LAで活動するアーティストにとってのイメージの重要性とは

証明写真もスマートフォンで撮影してしまう時代。
一方で、エンターテイメント産業においては写真一つでその人のキャリアが変わってくる大事な要素です。
先日、ウェブサイト用に写真撮影してきましたので、ロサンゼルスで活動するアーティストの一般的な写真撮影の様子と一緒に私が考えるイメージの重要性についてお話ししたいと思います。

ここ数日、ロサンゼルスは天候が安定せず、撮影前から結構な降水が続いていたので少し心配でした。

というのも今日はウェブサイトに載せるための写真撮影があり、自宅内での撮影ではあるのですが、カメラマンの方が遠くから来られますし、やはり晴れの日の方が気分も良くなるので、昼過ぎに太陽が現れ始めたことにとても幸運を感じました。

無事、メイクアップさんとカメラマンの方が現れて予定通り撮影の2時間前から準備を始めることができました。

 

今回はウェブサイト用の写真をメインにヘッドショットを含めた数点の撮影です。

そのために集められたのは、カメラマン、アシスタント、ウェブデザイナー、ヘアー/メイキャップさん達で、さらに撮った写真をレタッチしてくれる方も雇ったので、結構な数の人間が関わってくることになります。

実際、スポンサーもついていないようなインディのアーティストでここまで手間をかける人はここロサンゼルスでも少数のように思います。これだけの人数を動かすとなるとその分費用もかかるはもちろんのこと、先述の通り、写真なら簡単に誰でもスマホで撮れてしまう現実もあるからです。

 

写真がアーティストのイメージを形成する

エンターテイメント産業はその人のイメージとブランドの形成で成り立っています。私たちが会ったこともないスターに憧れ、応援するのは彼らが提供するイメージや創作物に接触することで共感することから始まります。

逆に言ってしまえば、すべてそのイメージで判断されてしまうのです。

「周りの人の話しぶりではあまり自分の得意な人間ではなさそうだけど、実際会ってみたら良い人だった」ということもありますが、アーティストが活動するとなると何千、何万とのファンが必要、その数の人間と直接会って自身の良さを説くことは難しいですし、何よりも効率が悪いのです。一度ついた悪いイメージを払拭するのはかなり難しいと言えるでしょう。

そして、そのイメージを形成する大きな要素の一つが言わずもがな写真です。あなたがいくら良いアーティストでも、写真で判断されて、創作物を届けることすら出来なかったということもあります。

 

写真を見て2秒で全て判断される世界

わかりやすいのが映画の世界です。小さなプロジェクトでもキャスティングでは一つの役に数百人の応募があることもあります。
監督やプロデューサー、そしてキャスティングディレクターはその一人一人を細かくしっかりと見ることは難しいです。
時に瞬時の判断になるのですが、それは一番最初に目につくヘッドショットと呼ばれる写真がかなり重要な役割を果たします。知り合いの監督さんが言っていたのは、応募の段階で「スマートフォンで撮ったような写真」を送ってくる応募者をリールを見る前に弾いているそうです。

イメージを切り売りするこの業界で、一番最初に目に止まる自身の写真をないがしろにする人はその考え方について非常に甘いと判断され、実際、実力も比例していることが多いようです。

「弘法、筆を選ばず」と言いますがこの世界では上に行く人ほど小さなものでも気を使います。ということで私もそんな熾烈な争いを行っているハリウッドアクターたちをずっと撮り続けきたHaute Photo StudioのMadokaさんに撮影をお願いしました。

 

今回はフォトスタジオではなく、アパートの一室で撮影でした。

管理された空間のフォトスタジオと違い、いろいろと制限はあるのですが、より自然な表情を捉え写真を今度のサイトには載せたかったので、生活感のある環境で写真を撮ることになったのです。

ロサンゼルスは日本に比べて部屋が広いので、フォトスタジオとして使用する方もいますよ。

やはりちゃんとした機材で撮影された方が気も引き締まるものです。

ちゃんと撮影するとなると準備時間がかかります。
私がヘアーとメイキャップを行っている間も着々と準備が進んでいます。

そして、2時間に及ぶヘアーセットとメイキャップも終わり、無事に撮影を終えることができました。
結果から言うと、私が満足な出来なのはもちろんのこと、みなさんとアイディアを振り絞り、期待以上のものが出来たように思います。

このような技術を持った方々とコラボレーション出来ること、そのアクセスが多くあるここロサンゼルスの魅力のように思います。

気になる写真はウェブサイトの方に近々載る予定なので、早くみなさんにお届ける日が待ち遠しいです。

競争が激しい世界ですが、少しでもクオリティの高いイメージをお望みのロサンゼルス近隣の方は是非、Madokaさんに相談してみてくださいね。一眼レフのカメラを持っている方なら誰でも良いわけではなくて、ちゃんとした人にお願いすることが大事です。

Haute Photo Studio

 

 

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